おねむだよ~ん

優しい猫たちよ

電話

普段クールな末の妹が朝今日は仕事?と聞いてきて、仕事ですと答えた。電話したいと言われたので昼休みの時間を告げたら電話がかかってきて、飼い犬が朝方死んだと言われた。ゴールデンレトリーバーのオスで可愛くて優しくて、二年前同級生が亡くなったから帰省した時はそばにいてくれた。それが最後で時々動画とか写真を見てて、元気そうだった。またいつでも会えると思ってた。まだ9歳なのに。ビデオ通話して、眠ってるみたいな感じだった。昼休みひとしきり泣いて昼休み終わって仕事して退勤してまたひとしきり泣いて落ち着いた。猫に向かってビービー話していたけど猫はいつも通り寝たり餌をねだったりしててけどいつもより顔が賢そうだった。明日はなんか珍しい満月らしい、きっと天国に人手が足りなかったんだろう。

夢 11/8

私がミサキと勉強やスピーチで戦うことになり、全力でやったが負けた。負けたあと、バレーボールの試合観戦でストレス発散してると、ミサキが私にいい戦いだった、ありがとうといいにくる。

 

場面が変わって真っ青に晴れた日の教室で、今日のプールの授業から水着がアディダスに変わるという話だった。私が何かを言うが誰も笑わない。杖をついたあっちゃんが着替えにくそうにしてるのを手伝うとありがとと笑ってくれた。

 

あっちゃんもミサキも実在する中学の部活のメンバーだ。バスケ部に入っていたんだけど、そのときの仲間や先輩後輩が出てくる夢はよく見る。いつも表情や声が鮮明で起きた時ドキドキしている。私にこんなにも影響を与えた人たちなのに多分もう誰にも二度と会わないのかもと思うと不思議だ。同級だったあっちゃんはともかく、後輩だったミサキのことなんかほとんど忘れていた。今何をしてるんだろう。当時は苦手だったけど、今思えば強気でちょっとクセがあるだけでバスケがうまくて優しい子だった。私はきっといい先輩じゃなかった。

離婚した

この数ヶ月、離婚に向けて様々な、本当に様々な事をしてきていたがついに本日正式に離婚した。

月末だから役所も銀行も混んでるだろうなあと思ったけど、そんなことはなくて意外とみんな自粛できているのかもしれない。

とにかく心底疲れた。疲れたという気持ちしかない。

 

バツイチの友人がかなり心配してくれて、ずっとLINEをしていた。

「諸々片付けてコーヒー飲んでる」と送ると、「コーヒー美味しい?」と聞いてくれた。それまで全然なにもなかったのに、そのメッセージを読んでじわっと泣けた。

 

コーヒーはとても美味しかった。

 

 

撮影禁止だという個人経営のカフェでは、隣のカップルが楽しそうに喋っていて、ドン・キホーテの話をしていた。ああ、そのドンキは夫と何度か行ったなあ。たこ焼き食ったなぁとか思い出した。撮影しなかったことも、色々と覚えているものだ。

 

他にもギフトをくれたり、飲もうぜと言ってくれる友達がいた。ありがたい。この数ヶ月、お世話になった皆さん、優しくしてくれた人、愚痴聞いてくれた人、飲みに付き合ってくれた人、本当にありがとうございました。

 

とにかく仕事があってよかった。心からありがたい。

 

帰ってからはこんこんと寝て、起きてそうめんと昨日の残りのおかずを食べて、まだ食べられそうだったので卵かけご飯も食べた。ご飯も美味しい。大丈夫。

 

おばちゃんに話しかけられる日

朝 散歩をした。

途中公園で軽くスクワットなどをしていると

「おはようございます!!」

と声をかけられた。

すらっとした、ジャージがピンクと花柄の、モコモコした小型犬を連れたおばちゃんだった。

おはようございます と返すと

「いつもあっちでやってる人?!」

と言われた。この公園は初めて来たので いえ、今日初めて来ました。

と言うと食い気味に 「あらそー!!いつもあっちでやってる人が移動したんかと思ったー!!!」

と叫んで消えていった。

本当にそう思ったのかもしれないし、平和な公園に見慣れない奴が居たからジャブ打っとくか みたいなことだったのかもしれない。後者だとしたらなかなかだ。

 

夜、銭湯に行った。

サウナに入ってるとズカズカっと痩せたおばちゃんが入ってきて、「ちょっとこっちずれてくれる!?」とサウナ機械の前にいた私を遠ざけた。NOと言わせない言い方だったので尻が勝手に動いていた。軍隊?

サウナはすでに無数のおばちゃんにより場所取りがされていて、私は取られていない場所に座ったつもりだったがそこはいい場所だったみたいだ。

おばちゃんは砂時計を片手にきっちりとサウナと水シャワーをせかせかと繰り返していた。軍隊?

おばちゃんの往復の間ずっとサウナにいた私に対して、「若いから長いこと入ってられるんやね!!」と言われた。水風呂に長く入ったので。。でももうこの曲が終わったら出ます。(かもめが翔んだ日がかかってた)と言うと、おばちゃんはフンと鼻を鳴らした。

 

知らない人に対して、はっきりものを言いつつ、自分の場所を守ってる。強いなと感じた。